「梅雨の前に大山に行きたい」
Hさんにそう言われて
思い立ったのが今日
そろそろ梅雨入り
今日もあまりいい天気ではないけど出発。
予定を立てていた簡単なルートのはずが
Hさんの家にあった古ーい
奥さんのメモを見つけて
秦野からヤビツ峠方面に登って大山へ
というコースになった。
メモの駅名は大秦野。
いつのメモなの?
家を9時に出たのに
コーヒーが飲みたいと
途中でカフェに寄ったりするので
ますます遅くなる
さらに
1時間に2本のバスを乗りそこなって
また30分時間つぶし。
どうにかバスで簑毛駅に到着
そこにあった地図にはヤビツ峠への道が書かれていない
(一番左に道が切れているコースになるらしい。)
11時に歩き始めることになってしまった。
進まないと始まらないので
前へ進もう
時間が遅いだけではなく
こんな看板も
ただ、こういう応援団がいるので
少し心強い
オオゾウムシ |
サイハイラン |
山道に入るなり
こんな看板
ちょっと怖いけど
きれいだー
ヤコンオサムシ |
少し山のハイキングっぽくなってきた。
高いとこに来たんだねー
足がチクチクすると思ったら
これだれ?
ハサミムシの仲間かな。
きれいな緑と
かわいい虫たち
見たことない植物にも出会うので
目が回る忙しさ
さらに早く登らねばと気はあせる。
休憩すれば緑が目に飛び込んでくる
休憩すれば緑が目に飛び込んでくる
ほとんど人には会わないので
くだらない古い歌謡曲を歌ったりして歩いていたら
なんだか?
あれまあ
シカでねーの。
私たちが行ってしまうまで微動だにしなかった。 |
この道は大変だけど気持がいいね。
オオタツナミソウ |
おおきなアオマムシグサ |
だいぶ登って来たね。なんて
汗を拭き拭き看板を見ていると
後ろの方でバイクの音
あれ?
目の届くところにアスファルトの道が見える。
バス停?
なんだかなー
フタリシズカ |
大きなカブのヤブデマリ |
ムネアカオオアリ |
コフキゾウムシ |
もう下界を見下ろしても
高さがわからない
こうなればどこも同じ。
そして
峠からやたらと厳しい道のりに。
急な登りが多くなった。
奥さんも通った道がんばろう
何十年前の奥さん?
(あとから調べたら大秦野という駅名は
1987年に秦野に改名されている。29年以上前!)
(あとから調べたら大秦野という駅名は
1987年に秦野に改名されている。29年以上前!)
途中ですれ違ったご夫婦に
ちょっと遅いかもしれない
懐中電灯持って来た?なんて言われて
ちょっと不安になった。
マメザクラ |
私より友達の多いHさんは
山の中でもお誘いのメール
返信しようと休憩が終わらない。
結局、圏外。
ちなみにHさんは
この山を600mくらいの高さだと思っていたらしい。
さらに彼はストックも忘れて来ているのだ。
昔から登山経験のある方だけど
甘すぎやしませんか! と
説教してあげました。
この山を600mくらいの高さだと思っていたらしい。
さらに彼はストックも忘れて来ているのだ。
昔から登山経験のある方だけど
甘すぎやしませんか! と
説教してあげました。
石の割れ方がすごい。だから足場の石がこんな感じなんだ。 |
コブヒゲボソゾウムシ |
今までの道とはとがって
なんだか歩いても歩いても道が縮まらない
急な登りが多くなった
休憩も増える
座った石の足元にかわいい花!
疲れが飛んでった。
会話は減るし暑くてきつくて
スティックのないHさんは遅れ気味。
看板の
スティックのないHさんは遅れ気味。
看板の
200mがうれしい。
ところがその200m
長かったー
応援団が各地の石の上にいた。
この一段ずつが大きいの
階段じゃないよね。
やったー
着いたよー
秘密基地?
到着すぐにはまだ人がそこそこいたんですけど
いつの間にかいなくなって
いいんですけどね。
登ったのだから
下りなければ帰れない。
このガレ道はつらかった。
気力と集中力はもう切れそうです。
足を置く場所を瞬時に判断
脳トレです。
人がたくさん歩くから草も生えない道 |
でも励ましてくれる山の虫や花たち
がんばるぞー
少し町が大きく見えて来た?
変な石
これって木にいいのかな。
雷でも落ちたのか裂けている木
ギギギギと大きな音がする。
音は左の木から。
中央から裂けてる!
いつか折れてしまうだろう
痛いのかな。
風で枝が揺れるとこの裂け目が大きく動く |
ツルアジサイ見つけた
やっと目の前で咲いているのが見れた。
夫婦杉を見ながら休憩
脇にあった蟬の脱け殻
きれいだなっと思ったら
動いた。
生きてたのね。
もうすぐ誕生?
ハルゼミかな。
急な階段!
下りると
神社だった
神社だった
この神社の下に
茶屋が何軒かあって
どうぞお茶飲んで行ってください。と
作り笑顔でお茶を勧められた
でも我慢。
下で大山豆腐とビールを飲みたい。
ぐっとこらえて
まだ下りる
男坂と女坂
どっちにしようか。
この時 5:00
若者たちが男坂を進んでいった。
じゃあ、と気軽に進む下りの階段
ところが
この階段
冗談じゃない
ずーっと階段。
本当
ビックリ
作った人たちの苦労を考えながらも
こんなもの作らないでよー
若者も膝が痛くて一歩ずつしか下りれない。 |
初めはビックリ、しまいに泣きそうになりながら
無心に階段を下り続ける
もう男坂には行かない。 |
最後の階段を下りて
恨めしそうにながめつつ
座って休憩
豆腐もまんじゅうもビールも。
5:50 もうみんな閉店 |
怪我もなく
暗くなって下山にならなかっただけいいとしないと
本当に山を軽く見すぎでしょ
最後にキセキレイさんを見てバスに乗りました。 |
山の神様
山の植物、生き物たち
どうもありがとう。
充実した1日でした。
山の植物、生き物たち
どうもありがとう。
充実した1日でした。
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