2012年4月26日木曜日

不気味な微笑み

散歩途中で見つけた不気味な微笑み。なんだ?



何かの死骸だという感じですが、私にはさっぱりでした。
あてずっぽの検索で、当たったのがアカスジキンカメムシ。
成虫はすごくきれい...結局これはそのカメムシの子供の頃のからだです。




5令幼虫だそうで、このあときれいな大人になるはずだったもの。
脱皮すれば、体の真ん中に裂け目ができているはず。
何かの事故でこういう姿になったのだと思う。
これを見つけてまた私の虫への好奇心が高まってしまった。
成虫を見てみたい...2012.4.26

2012年4月20日金曜日

セリ、つくし、菜の花


基本的にケチだからか、本能がそうさせるのか、捕る、採る、という行為は好きです。
子供の頃のお花摘み、四葉クローバー探し、木の実とり、
バッタを捕まえたり、ダンゴムシを集めたり。
もちろんそれが食べられるのであれば、お母さんとしては仕事の一部のようなもの。
食材確保。家庭菜園も採って食うということになりますね。
そういうものも含めて、「採って食う」ということは生きている、食べられる、
自然を取り込むということを実感します。
お金を出せば何でもできると考えていては、つまらないと思います。




 

うちの定番。菜の花、つくし、セリ。今回は、ははから全ていただいたもの。







カメノコテントウ

主人が子供の頃、谷川岳でとっても大きいてんとう虫を見た。
とよく話してくれました。
小さなカナブンを想像してしまって、
大きいって言われても想像がつきませんが、ふーんという感じでした。
基本的に私が見たものしか信じないというところがあって。

つい最近のこと、主人の母が、電話をかけてきました。
大きいテントウムシみたいなの捕まえたのよ。
変わってるんだよ。茶色と黒で、チェックみたいな柄で、
ピンクの汁出すんだよ。見せてやりたいんだけどね。どうしようか。」
こんなこと言われたら見たくなりますよね。
母は埼玉県に住んでいます。片道3時間かかるんです。
「じゃあ送って。」
ということで、埼玉の春、セリ、ツクシ、菜の花とともに

瓶詰めのテントウムシが届きました。
うれしいですね。ありがたい。
とにかくてんとう虫を取り出して、ネットで検索。
ありました!カメノコテントウでした。
母の言っていることがよくわかる。もどかしかったと思います。


オオテントウとならんで大型のてんとう虫。
12mmありました。
ドイツ軍のヘルメット風


母の言うとおり濃いピンクの汁を出しました。
泣いているみたいですが目ではありません。




2012年4月15日日曜日

ツチグリ


近くの公園の遊歩道の崖に張り付いていていた。2011.11
これはきっとドングリが腐って何かのきっかけではぜてしまったのだと思っていた。
何かの調べもので偶然ツチグリを知った。

キノコの仲間。
中央のクシャっとなったところが胞子の入っていたところ。
出始めはまだ玉のようらしい。

森の散歩で変なものを見つけた。
ドングリのつぶれたような...ツチグリだった。
すごくうれしくなって家のリビングに飾った。

それから何度か同じ場所で見つけたが、丸い状態のものは見つけられなかった。

 

5月、近くの住宅地の古い土塀にもツチグリが埋まっていた。

何度も通る道なのに、今まで気がつかなかった。



長野のほうでははじける前ものを食べることもあるそうだ。

2012年4月10日火曜日

桜が好きです。

以前から桜は好きでした。桜吹雪の下に座って、みんなで花見。
いいですね。日本人でよかったと思います。
引っ越したら、商店街に大きな桜並木がありました。
毎日その下を散歩や買い物で通ることができます。
お買い物の方達も春はこの風景をゆっくり眺めて時間がゆっくりになります。
そんなわけでいっそう桜が好きになりました。


下にベンチがあって、お年寄りがくつろいでいたり、写生会があったり、
子供とお弁当を食べたり、庭のような空間になります。

閉店してしまった老舗のパン屋さん。
閉店しても桜が飾ってくれています。
今までご苦労様でした。


山桜もわくわくさせます。
山を眺めて近くで見ようとするけれど
結局そばまで行っても谷の奥でしっかり近くでは見えない。
それでも花びらなどが山の道一面に散らされていると
森が歓迎しているような気がします。



桜の花が首からポトリと落ちているのはヒヨドリなどの大きな鳥達やリスなどの仕業です。
根元の蜜の部分をかじって落とします。情緒ないですね。メジロを見習って欲しい。





2012年4月5日木曜日

ふんちゅう

まだいろいろな芽が出始める前のこと、森の散歩中、

1匹のコガネムシが仰向けになって手足?をバタバタさせていました。
起きられないのだと思いコロッと起こしてやると、またひっくり返る。

動きが鈍いなあ。おじいさんなのか?と思いつつ、また。
何度やってもうまくいかないので葉っぱのあたりに持って行こうと手のひらに取ると、

きれいなコガネムシ。オオセンチコガネという糞を食べる昆虫らしい。糞虫と言うらしい。
ちゃんと葉っぱの上に置いてあげたのに怒っているのかこんなポーズをしてくれた。
ただし、こいつは糞を食べますが、転がしたりはしない。
しかし、その糞がこの森のどこかにあるのだろうか?




たいがいこういう格好で山の道の真ん中に落ちている。
わざとかと思うくらいこの格好で出会う。何か買って欲しい子供のよう。
起こしてやると足をもつらせながらどこかに逃げようと歩き始める。
この森で一ヶ月の間に4回も出くわした。