小さな小屋で眠っていると
朝、神様が人工太陽をつけにくる
キャベツやタンポポも山になっている。
朝だ。
しばらく人工太陽の下でからだを目覚めさせる。
キャベツ食べて、おしっこして、
またひなたぼっこ。
ここで
神様に余裕があると
広いとこに出してもらえる。
ガラスの向こうに見慣れた庭が見えるが
見るだけ。
しばらく窓際にいる
そのうち近くにあるタンポポなど食べて
おしっこやうんちをして
(神様はここだけは油断できない)
散策開始。
家の端から端を点検。
何も面白いものは落ちていない
さんざん歩き回ると
少し寒くなって眠くなる
その頃神様が持ち上げて小屋に戻してくれるので
自分の部屋に入って寝る。
暖かくて暗くていい。
まだ日の残る夕方
もうまぶしいから太陽を沈めてくれと
ガリガリ爪を立てて合図すると
神様が人工太陽を切ってヒヨコ電球に。
これで夜になる。
おやすみ。