2012年5月25日金曜日

ヘリグロテントウノミハムシ


ヘリグロテントウノミハムシ

黒いふちのてんとう虫みたいなノミのように飛ぶ葉虫。
長い名前だけどそのものを説明している文字どうりの名前。

ちょっと細かく言うと、ヘリグロより、アカボシのほうがいい。
ツヤツヤしてとてもかわいい。

が!しかし!うちのヒイラギの害虫なのだ。
引越してきたらすでに生えていた大きなヒイラギ。

表面の若い目ばかり食害されていて、
気にはなっていたのだけど、ま、いいか。
と思ってその部分だけ刈っていました。

5月の後半、列をなして降りて来るオレンジ色の幼虫を発見。
毎日毎日、下りてきて何をしているのかと思ったら土の中に潜って行く。


これは何?と、調べ始めたら木を荒らすやつ。
しかも連日降りてくるので合計したら
1000匹超えるんじゃないの?という量。
このままでは危ないと、幼虫を見つけては退治し、
土に埋もれたのはしかたないということで見逃しました。
木の下にはリクガメのゴンスケのお家があるし、
薬も撒きたくないとがんばっていました。


結局、6月になり大量の成虫にまた新しい芽を食われ始めています。
また量が半端じゃない。


さらに、ノミハムシなのでたちが悪い。
ピョーンと飛んでブーンと飛ぶ。
全く捕まえられない。そこで、発明。
ペットボトルに水を入れて、飛ぶ前に葉っぱに添えると、
自分からペットボトルにあたって墜落。
水には表面張力を押さえるために洗剤を少々。
とれるとれる。ちょっと面白かったりして。
ただ、写真のように大量集中型にはむかず、
改良してみました。

酸素吸入器のイメージで別のペットボトルをカット。
口元どうしをあわせてテープで止めて出来上がり。
2号の完成。
思いのほかいろいろ使えてまた効率は上がりました。
がしかし、朝夕採りまくってもまた土の中から出てくる。
ゾンビのよう。
地道な作業ではどんどん出てくる若葉への食害阻止は無駄な抵抗。
数は少し減ったと思うけど、もうだめだ。

ゴンスケの庭への影響を考えて、
少し控えめですが市販の植物用殺虫剤を発射してしまいました。
自然との共存は難しい。




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