生き物観察禁断症状

また見つけちゃいました。

いよいよ生き物観察禁断症状。

これは韓国街で購入した

オキエビの塩漬け。

野菜炒めとか和え物に

韓国唐辛子をふりかけてこれを塩代わりに入れると

すごくおいしいので

最近活躍しています。

そのうちに

覗いてはいけないと思っていたのですが

容器に移す時に

つい、つい。

で

出てきました。

赤いやつ。

*チリモンではなく塩モン？

セキセイインコの顔みたいな

こんなに小さい。

約５mm

うーん。

これでは何かわからない。

なんて言っても塩漬けだからね。

塩抜きついでに水につけると

意外とすんなり関節が動くようで

おやおや？

おおっ！

カニ？

カニの赤ちゃんのようで。

メガロパと言うそうで。

カニは卵から生まれると

ゾエアというものになります。

ゾエアもカニの種類によって何度も脱皮を繰り返すものもいて

その形をいいかげん卒業すると

このメガロパになるそうです。

このあと、

稚ガニ、幼ガニ、若ガニ、成体となるそうです。

こいつは

まだ世間に出て浅いうちにつかまってしまったわけですね。

ゾエア、メガロパの時期は広い海で浮遊しているので

そこで、オキアミにまぎれている時に

捕まってしまったのでしょう。

（海を浮遊しているのでプランクトンの種類です。）

さらに調べると

このメガロパの後ろの方の足２組が小さくて

１組は完璧に背中に乗っている。

これは貝などをかぶるための足で

カイカムリ科やヘイケガニ科のものだということで

*チリモンを詳しく載せていただいている方のブログでは

ヘイケガニのメガロパとは形が違うそうで

これはカイカムリ科のメガロパということになります。

（*チリモンとはちりめんじゃこの中から見つかる小さい生き物）

そこでさらに検索

カイカムリ科の成体の写真を見てみると

かわいい！

大人になってもかわいいんだ。

いつか海でお会いしたいものです。