主人の母の実家は新潟の塩沢
今度の旅行は実家に行こうと提案。
80を越えて一人では自信もなく
すごく行きたかったと喜んでくれた。
私たちは東京から乗る新幹線に
母は高崎から乗ってくる。
ちょっと心配。
心配もまったく問題なく
快適な新幹線の旅はすぐに終わり
上越線で塩沢まで
もう車窓から美しい風景が満載!
| スキー場も雪がないとこういう感じなんだ |
塩沢駅に着くと
母の弟のお嫁さんがくるまで迎えに来ていて
歩いて5分程度のところまで
車に乗って案内してくれた。
母はとてもうれしそうに
私たちのことを忘れたかのように
彼女と2人で
懐かしーわー。
こんなに小さい道だっけねー。
なんて話しちゃって
| 電線も地下に埋めて昔の風景を再現 |
ここは今は観光地、牧之街通り
雪国の暮らしを紹介した本「北越雪譜」を書いた
鈴木牧之さんの生まれた町
そして
母たちの生まれた場所
母の知っているお店もきれいに変わって
今も営業している。
| 本屋さん |
| 雪国にあるがんぎ格子がきれい |
| 酒屋さん |
| 信用組合かっこいいね。 |
北越雪譜もしっかり読んだから
鈴木牧之記念館も行きたかったけど
時間の都合でまた今度
お昼ご飯は
とても繁盛している
へぎそばのお店。
本当においしかった。
そして量もすごかった。
母の実家だったところのすぐそばでした。
| 母がいつも見ていた山だね |
まだ早いけど
遅くなっても入れるように。
宿泊先にあいさつ。
となり町、六日町の駅前
本当に近いのだけど
やっぱり車で店の前まで。
そして駅を見学。
気になる地下道
でも利用しなかった。
きれいなエレベーター付きの
上の道があったからね。
駅の看板
坂戸山
今日は
下の方を少しだけ歩くようです。
駅の上の道から見た六日町
向かいが坂戸山
下の方にピンク色の桜が見える
そこをめざして
車で....
目的はこれ
カタクリの群生地
も一人で盛り上がっちゃって
たまりません。
他にもたくさん山の花たちが!!
さらに
アマガエル!!
| こんなに立派なアマガエル!! |
私が一人の世界にいる間に
皆さんは上へ上がって行く
慌てて追いかける
少し歩くとすぐ目が止ってしまう
ここは杉の山
少し登ると鳥居が
| 千と千尋で見たのと同じだ |
気がつくと
ピンクの森
ひえーきれいだねー。
80才の母と70代のおばさんはスタスタ登って
「木の芽だわー。でもだめねーもうとられちゃってる。
よく昔は摘んだよねー。」
なんて言いながらスタスタ。
追いかけるように開けたところに出ると
また鳥居。
まだまだ先があって
本当はすごく行きたかったけど
今日はおばさんの案内だから。
でも
たくさんの花たちが見れて
私は大満足でした。
| エンレイソウ |
下りもピンクのトンネルを通る
きれいだー。
でも油断すると転びそうな斜面
ちょっと夢の国気分
もう帰るのかと思ったら
あるある
私の家の近くでは見れない
花たちがたくさん
そして、まだあった
カタクリの群生地
もうカタクリだけじゃなくて
他の花たちと咲き乱れちゃって
一緒に盛り上がれる人が欲しかったー
| 主人にすごいすごいと連発しても盛り上がらないんだよね。 |
ツクシの群生は
まったく
何事もないようで
私も少し大人になって
見るだけで我慢。
さらに!
桜が!カタクリの群生と競演!
ほんとう?
ここが
坂戸城跡だそうです。
石垣が少しある
その上に杉の木を大量に植えてしまったようですけど。
あれだけ太ったアマガエルがいれば
ヘビもいるわけで
| アオダイショウの幼生らしいです |
何の苦労もなく
目的地に到着して
すばらしいものを見て
また車に乗る
こういうのが慣れていないので
私たち夫婦は少しくるしい。
そして少し車を走らせるとまた桜
今度は公園のようです。
振り返ると
遠くにピンクの場所が
あそこがさっき行った場所ね。
公園はさくら祭り
人がたくさん出ていました。
私の頭の中は
塩沢の町や桜のトンネル
カタクリや他の花々がぐるぐる回る中
目の前のビールとごちそうでさらに目が回る状態で
いろいろ満腹で宿に到着
おじさんの家から歩いて帰れるように
近場のホテルを選んだのに
また車で近くまで送ってもらい
まったくカロリーを消費する時間がない1日でした。
ここでバタンキュー
というわけではなく
この古びた旅館がまた楽しくなって
いろいろ撮りまくり
温泉掛け流しのまったく貸し切り状態の風呂に入り
段取り悪く荷物を開いて
部屋を散らかして
眠りについたのでした。
| 個室の扉を開けるとなぜかタイル張り。ここでスリッパを脱ぐ |
翌日は雨で風も吹くと予報が出ていたけど
母のお天気パワーでかろうじて雨がよけたようで
朝から風だけがすごい
ガタガタと窓ガラスが鳴りレトロな朝だった。
この旅館の値段と雰囲気から
ビックリぽんの朝食が出た。
| 朝からカニ爪、ホタルイカ、納豆とろろ温泉卵、木の芽、漬け物、岩のりのみそ汁、そしてメロンとコーヒー |
| アケビのツルの若い部分だけを積んでいる木の芽。ほろ苦くておいしい |
さて今日はどこに行くのかな?
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