2013年3月9日土曜日

のぞくの大好き!


 観察!観察!


今日は真鶴へプランクトンの観察に行ってきました。
家族は「まただ。」
という顔をしていましたが毎度のことなので問題ありません。

やたらと興味の合うKさんを誘って、
暖かすぎる陽気の中まずは貝博物館にバスで向かいました。
山歩き、虫などの生き物観察、磯遊びなどなど
Kさんと子供のときに一緒だったら楽しかっただろうなぁとよく思います。
バスの中でも生き物の進化、生き物の発生について
お互い知っているレベルで語ってしまいました。


貝の美しさに見とれつつも、
やはり形の不思議には感嘆してしまいます。
家にある貝の箱もちょっと見直さなきゃ。

さあ、いよいよプランクトン観察会場へ。

意気込みすぎて早く着きすぎましたが、
昨日、家で生わかめを茹でていて
見つけてしまった生物について詳しい方に聞いてみました。

 

(生のわかめをやっと見つけたので即購入。
家で茹でたらこんな楽しいおまけが付いていた。
気仙沼産のこいつはどんな思いで旅をして来たのだろう。
これの仲間のダイオウグソクムシはちょーでかい興味のある方は調べてください。)

さっそく、すごーく分厚い辞典を貸していただき、
この中から調べてみてと言われ、
試行錯誤、
図説なのでとてもよくわかりますが、
こんなに種類があるなんて。
とても似ているものだけで、2、30種類ありました。
結局、お尻の形と生活環境から、
「節足不動物 甲殻網 軟甲亜網
等脚目 有扇亜目 こつぶむし科の
にほんこつぶむし」だと私はにらんだのでした。
本当はもっとしっかり調べないと同定できないでしょうが、
私が納得したのでよしとしました。


この図の2。雌腹尾節部分が似ているのでメスでしょう。
そして、岩礁、海草中にすむと書いてありました。
しかし、かわいい名前だ。
ちなみに、この下の欄の生物名はちびうみせみだって。

話がとびましたが、やっとプランクトン。
さっそく港に行って採取してきました。


とてもいい天気で
水もきれいで
お魚やエビも水上から見ることができました。



でも実は、
澄んでいる水はプランクトンなどが少ないということらしいです。
今日はプランクトン日和ではないらしい。




そんなこと言っても、いるのは確か。
顕微鏡を撮影したらこんなにいるじゃないですか。
教室のみんなはもう大騒ぎ。
一人一人に当てられた顕微鏡に抱きつくようにかじりつき、
驚嘆の声があちこちから。

これはKさんの顕微鏡から。
ハサミを持っているので甲殻類の仲間の子供だということです。

たしか、右の黒いのはゴカイの子供らしいです。

赤いのや、輪っかのちぎれたものは植物性プランクトン

クモヒトデの子供だそうです。


他にも二枚貝の子供や、ウミホタル、クラゲの子供も見ることができました。
あーおもしろかった。
家に持ち帰った海水を
もう一度観察。観察。


0 件のコメント:

コメントを投稿