2013年9月22日日曜日

みにくいアヒルの子

日曜の朝早めの外出。
珍しく江の電の先頭の席が空いていたので
観光客のふりをして久しぶりに座ってみた。


いいねー

さて、そんな観光は終わりにして、
藤沢でお友達と待ち合わせして
初めての昆虫観察会。


ここは十日市場にある
新治市民の森。
里山として、市と、土地所有者とボランティアで
里山の維持をしているらしい。

生き物何でも詳しい
奥山英治さんと一緒に虫観察です。
子供ばっかりかと思いきや、
大人ばっかり。
おじさんからお兄さん、お姉さんまで。
ご夫婦やカップルも親子も少しだけ。
とにかく網を持ってみなさんで
キャッチ&リリース。


とっても緊張ーしていたけど、
網を持つ方が虫を捕まえて
どんどん奥山さんの目の前にもってくると
どんどん私はどん欲になり
前傾姿勢に。

前もってお断り。
今日はむしむしオンパレード。


ノシメトンボのメスだそうで、
さっきまで池ノ上で交尾していたので
卵が出て止まらない。
うー、もったいない。
早く逃がして欲しい。


バッタの子供らしい。
こういうのをかわいいお姉さんも捕まえる。

皆さん声を掛けるとちゃんと
写真用に持って待っていてくれるんですよー
うれしーなー


ショウリョウバッタモドキ。
初めて見た。
ススキの葉にしっかり縦になって隠れている。


ホソヘリカメムシの幼虫や、ホタルガ。

 

クロコノマチョウの幼虫?
ネコ顔でかわいい幼虫。


よーく見ると自分の抜け殻をせっせと食べていた。

エンマコオロギ。
よくいる大きいコオロギ。これは覚えた。
奥山さんありがとうございます。


ツユムシの仲間?
写真を撮っている方がすごいでしょ。


 ハラビロカマキリ褐色型とオオカマキリの交尾

 

アオオサムシとアリジゴク=ウスバカゲロウの幼虫。




これは長ーい。細いのに8cmもあった。
キシタバガの幼虫だそうです。
この名前、黄色い下羽のことらしい。
成虫を見ると納得。
豆科に付く虫で、これはネムノキ。

しかし、ほんとに皆さん虫目だ。

 

アカボシゴマダラの1令幼虫とダイミョウセセリの幼虫
ツメの大きさと比較してみて。


ナガサキアゲハの幼虫?
3,4令幼虫時に鳥糞型の緑色になるらしい。

 
キテングタケとドウシンタケ
どちらもテングタケ科の仲間だそう。

 

クワの木があると皆さんカミキリムシを探し始る。
この木にはたくさんいたなー。


 マルバルコウとオトコエシ
初めて見た。

 

これどうしてもわかりません。
アメバチの仲間?

 

これはフクラスズメの幼虫。
威嚇するのに体を左右にすごーく振るんです。
みんな大うけ。

 

これはボランティアさんが作業する作業小屋らしい。
凝ってるなー。
脇に見えるのはヤンマを捕まえようとする子供の網です。


そのすぐそばにはオオスズメバチが数匹。
近寄りたいけど近寄れない。
そんな距離だった。


みなさんはここでまた昆虫に目がいっていましたが
この陶器、気になりません?
これなんでしょ。


クヌギの葉についていました。
この横のもようがポイントですね。
うーん
調べたけど、結局わからない。
ヤママユっぽいんだけど。
どなたかご存知?


これもかわいかった。
チャバネアオカメムシの幼虫らしい。

 

このカラスウリについていた
ウリキンウワバという蛾の幼虫。
きれいですが、ウリ科の害虫だそう。

 

はい。
トビイロハゴロモ。
やっと止ってくれた。
もう人の帽子の上だってかまわず撮影!


メスグロヒョウモンのオス。
スミレが食草だそうで、
メスは全く違う黒っぽいハネらしい。

はー
水分撮るのも忘れてあるいた歩いた。
昼食も何を食べたかわからないほど
虫話で盛り上がり、
イヤー楽しいねー
みにくいアヒルの子のお話知ってる?
あの心境。

ここでまたお友達を作ってしまった。
虫友は初めてでうれしい。

皆様またどこかでお会いしましょう。
皆さんありがとう。


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