2015年6月7日日曜日

砂浜を歩く



今日は砂浜を歩く。
知り合いからの紹介で
ゴミを拾いながら
海岸の自然を学びつつ
鵠沼海岸から茅ヶ崎まで歩く企画です。

ゴミを拾う会の方達はマイトング持参です。

 

鵠沼海岸は日曜日はこんな感じユンボは地引き網用


鵠沼海岸の遠浅の海岸
日曜日のサーフィンは混み混み


さっそく生き物観察
浜の穴の中に
乾燥した砂を注ぐと
スナガニが出るはずなんですが
何度やっても出てきませんでした。


悩ましいゴミ
生き物?
でも死んでいるし。

なぜか左右ちゃんとありました。

木の実のカプセル
もう中の種は脱出してました。



辻堂と鵠沼海岸の境目


 途中で地引き網に4回も遭遇
ビールと炭の匂いが...
今日来た目的を忘れそうだ。



さて、まじめに歩きましょう。
今日は定例の湘南マラソンもあって
サイクリングと歩く人、走る人で
海岸の道は大混雑


 理想の海岸は
山からつながって
緑を通って
浜にも浜の草が育って
そのままなだらかな砂浜が続くのがいいそうです。

辻堂近辺は
浜に草が生えていて
理想の浜に近い形を保っていますが
衰退してきています。

防砂林も以前は松だけだったけど
17種類の常緑広葉樹も入れて
砂を飛ばさないだけではなく
深いところまで根をはらして
保水する
葉を落とし豊かな土を作る
という考えで
雑木林を作り
ボランティアが手入れをしているそうです。

防砂林の中
 浜の草もたくさん教えていただきました。

 
 ツルナ

ハマゴウ
ユーカリのような濃い匂いがする

コウボウシバ
コウボウムギより内陸に育つ。乾燥に少し苦手のよう


コウボウムギ とても海水にも強く乾燥にも強い


 アメリカネナシカズラ
もうすぐ花を咲かせ種を作り
さらに拡散するそうだ。

外来種の迷惑植物
他の植物に付くと自分の根はなくしてしまい
他の植物に依存する
黄色いヒモ状で少し粘るようにして絡む
アメリカネナシカズラ
過酷な環境で
がんばって生きている植物に
なんて事をするんだと
なんだかむしょうに腹の立つ植物だ

アフリカハマユウ

テリハノイバラでしょうか
ホオジロのさえずりを聞くことができました。

ハマヒルガオ
以前はもっとたくさんあった気がする

 ハマニガナ

ハマボウフウ


 ゴミ拾いも忘れないように
この漂流物の中に
ビニール、プラ、タバコのフィルターがたくさん


あ、星


これなんだ?
調べると
二枚貝を食べる
ツメタガイのフタのようだ


立派な流木を見て
家に飾りたいという話になった
これは重いでしょとか
船食虫の後があるとか
少し小さいのならもって帰ったとか
いろいろ流木談義
しかし
この流木は重すぎて無理だという結果になった。


なんだかんだと
ゴミ拾いは終了
黙々と拾っていた方は
何度も袋がいっぱいになって
私はだいたい一袋半かな。
しゃべるのと話を聞くので精一杯。


みなさん
ゴミは持ち帰ってください
タバコは絶対捨てないでください
アメの小袋も目立ちました。
川からのゴミもたくさんあるんですよ。

ボランティアの一人として
少しは役に立ったのでしょうか。



砂浜を脱出してサイクリングロードから
しおさいの森を見学



道の正面に富士山がわずかに見えた

解散して
思ったよりとても疲れた事に
ビックリ。
風と日差しと砂浜には降参。


家に帰ってゴミではない拾い物をチェック


ビーチガラスにかわいい小石
何かの骨と小さな貝殻
他には
ハマボウフウの実
クルミ
ガチャガチャのおまけ
ハナムグリの死体


それから

硬いかと思って拾って
ブルルンとして
ビックリした釣りの疑似餌
ビックリするのは
私一人じゃつまらないでしょ。


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