2016年1月11日月曜日

ちょっと怖かった癒し旅

仕事が忙しいし
波乗りもできないし
山には雪が降らずに
スノーボードもできない
主人はだいぶテンションが低い
ちょっと一息散策しましょう。

鎌倉へ出て
報国寺方面へ向かう

車と人の多い道を避けていたのだけど
なかなかいい道が見つからない
いろいろ裏道を探しているうちに
川に出た。

紅葉がきれい


お寺の裏から古い窓を見ると
ビードロガラス
本当に古いガラスがまだ使われているね。
いい風景


いつの間にか鎌倉宮のそばに来ていたから
獅子頭を拝見しに行く


ボチボチと人がお参りしていい風景
日本人でよかった。


ユリノキと言う木の種が花のように咲いている。
高木で花もなかなか見ることができない
葉を全て落としたいいタイミングで
種を見ることができた。
これからこの種はバラバラになり落ちてくるはず。


さっきの川の上流では
コイがたくさん泳いでいる
よく見ると小さな魚の群れがいる

このコイ
この小魚を食べてました。
びっくり。


人がのぞいているとパクパクしながら寄ってくる

川の向こうにはのんびりした風景


ウロウロしながらやってきた報国寺
拝観時間ギリギリに入場





きれいな風景を心静かにながめていると
だいぶテンションの高い大きな声の外国語が聞こえてきた
スペイン語?

この景色を気に入っているようで
走り回って写真撮りまくっている
気に入ってくれてうれしいです。
 




無縁仏だそうでずいぶん昔からのもののようです。

係の方達も帰るようで
もう裏口からしか出られない時間。

途中に旧華頂宮邸をながめるけど
もう閉門
そのまま坂を上って奥にすすむ
最近雨なんて降っていないのに
脇の水路にはさらさらと水が流れている。


葉の落ちた木々が多くなったから
野鳥やタイワンリスがよく目につく
カラスが
死んだリスのようなものをくわえて飛んで来た
こういうこともあるんだろうなー

しばらく行くと見晴らしのいい場所に

あ、ここ来たことある
なーんだここだったのかと気がついた

きれいな夕日にリスのシルエット
本当にリスが多い



お友達に案内してもらったこの道
たぶん行けるだろうとすすむ。

展望台があるのを思い出した
なかなかつかない上り道
息を切らして到着

広い空だ。


先客の老夫婦
毎日ここで夕日をながめているのかな


別の方には線路が見える
逗子方面になるのかな。


ここから少し行くと
夕暮れが迫ってきた
男の人が3人別々に散歩している。
まだ大丈夫だね。



しばらく行くと一人二人とどこかに消えてしまい
とうとう少し先を歩く若者だけになった
確かこの先は
昔のお墓がたくさんある
まんだら堂やぐら群があって
そこを過ぎると
お化けトンネル近くの
名越えの切り通しを通って
逗子に出るはず

暗くなってお化けが出ないか心配になってきた

法性寺
木々の間の道を歩けば暗い道が続いて
いかにも怖くなってきた
カメラは一生懸命、明るく明るく写そうと
臨場感無しの風景を撮り続ける

まんだら堂の裏側が見えてきた
まだ整備されていない古いやぐらが
ブルーシートで覆われたままだ。

前を歩いていた若者の姿もなくなり
2人だから怖くないぞ
と心を強く引き締めて歩いていると
分かれ道の立て札

少しホッとして
近い出口、大町方面へ下ることに。

怖い気持ちのときは
後ろが怖い。
うしろを見てはいけないような
早足で下りたいような気持ちになっている時に
紅葉を見つけた

谷間の少し日が当たりそうな涼しい場所。
鎌倉の紅葉はまだ見られるようだ。




少し紅葉に癒されて
山道が開けてきた
やっと出た。
と思ったら

後ろから足音が!
えっ!振り返ると
先ほどの若者が早足で追い越していった。

追い越される時に
さっきとは別の
人間に対する恐怖が沸き上がった。
物騒なニュースが多いから。

私たちより先を歩いていたのに
何で?

落着いて推測すると
彼も日没までに山を出たかった
早足でまんだら堂を通過して
きっと逗子への道をすすんだのだろう
でも途中で心細くなって
この出口に戻ってきたのだと思う。
そうだよね、きっと。

そんな心の乱れを
もっともっと激しくしたのは
この風景


線路の脇、トンネル
焼却炉の煙突
緑の地面にブルトーザー?
見るもの全て興味だらけ。
なんで?なんで?

電車の音がする
すぐ脇から電車が出てくる?

電車は向こう側のトンネルから出てきた。
出て来ない。
振り返るとこっちは廃線。
ちょっとゾクっとした。

山から降りてくると
資材置き場だと思うけど
ブルトーザーや鉄の固まり
いろいろ興味のあるものが山盛りに置かれていて
本当にいろいろ見たかったのだけど
細い道、住宅地なので
あまりウロウロじろじろできない。

どうにか踏み切りにきて
ドン!と迎えてくれたのが
焼却炉の煙突
すごい風景


暗くてもう写真も撮れなくなってきた
さて
どうやって帰ろうか。






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