2016年9月1日木曜日

波乱万丈な出発

友人との話で
四国に行こうと決めたのが5月
出発は9月1日、台風シーズンが始まる頃
彼女は自称「雨女」で
最近頻繁にギックリ腰を起こしている。
ムムムなのだ。

出発1週間ほど前になって
彼女はまたギックリ腰をやってしまったらしい。
「今やっておけば、しばらくないから」って本当?
予防注射じゃないんだから。

そして
台風10号が今までにない動きをしている
関東の南で発生して
沖縄方面へ
その後また関東に接近している
飛行機は飛ぶの? 

さらに
ANAはエンジンのトラブルがあるため
欠航してまでB787機のメンテナンスをするらしい。
乗るのはB787。
私たちの便は欠航するかどうかなかなか発表してくれない。

そんなモヤモヤで旅行の用意をしていても
いまいち乗り気になれない。

結局
ANAのB787は29日に問題なく飛ぶことになり
台風は30日になってどうにか関東を北上
彼女の腰も今のところ大丈夫そうで。
いざ出発となりました。


おのぼりさん状態で
やっと空港に到着!
わーい!


こんなとこにも広告
優雅じゃないなー

地図で見るとここは今治上空?
 

着いたー!

 

だいぶみかんの広告が目立ったなー

 

さて、ここからはしっかり予定を立てていたので
どんどん行きましょう。

おお路面電車ね。
市電というのはこれかー。


車窓の風景を楽しんでいるのですが
乗っているのはリムジンバス

松山市駅から近い
子規堂に向かいます。
正宗寺の境内にあるようですが
境内に入ると
観光バスと観覧車?


 本堂の後ろにはクレーン?

鎌倉の緑地の必要性を習ったけど
その建物の後ろの環境も大事にしなければならないって。
納得です。


さらに
子規堂の正面には坊ちゃん列車?

 だいぶイメージとは違って
あんぐりと口を開けて立っていると
子規堂からスピーカーで
「料金受付は右手にあります」
って声がする。
誰かに見られてる?
さっきの観光バスの横に小さな窓口が。
50円を払う。

古い家に入ると 
かわいいのれんが
「マッチ箱のような汽車だ五分許り動いたと思ったら...」
これは坊ちゃんの一節らしい。
ここは子規堂だって。

お友達は文学にも詳しくて
正岡子規も大好きな方なわけで
全てを感慨深げに見ていました。


私は縁側をのぞくように置かれたカエルと亀の置物が気になっていました。


絵はなかなかすごいなーと感心しました。


ここは彼の若い頃の抜け殻でしょうか。


あ、ちょうちょ

さて
今度はお昼ご飯へ
私たちには珍しいアーケード商店街

 

津田演奏堂。
すごい!
中は演歌のカセットテープの販売が主なようで
演歌歌手の方もたびたび来られているようでした。


アーケード街は広くて大きくて
縦横につながって立派なものでした。
そこの小径


地元の人が入っていくお店に
まねして入る。
地元の方にも人気な鍋焼きうどんのお店



牛肉が入ってすき焼きのような 
ほんわかやさしい味でした。


さてまたアーケード商店街を抜けて
松山城に向かいます。

汽車がお店の中に。
江の電もなかも同じか。

このアーケード街では
労研饅頭というものを購入
シコシコした蒸しパンでした。
お友達はしょうゆ餅  柏餅的なもち具合。
甘辛いしょうゆ味

  

太い道路に立派なビル群に圧倒されながら
松山城へ

ひょうきんな
正岡子規さんに迎えられ


さらに上へ向かうと
リフトとゴンドラどちらかに乗るそうで
回転の速いリフトに乗り込みました。

日が陰っていて心地いい風に吹かれて
「リフトでよかったね。」
とふりむくと
「ふりむかないで、こわいー。」
!!何か怖いらしいです!
下も向けず手も放せずに6分間。
帰りは絶対ゴンドラということになりました。


風鈴なんかもチリンチリンと心地いいんだけどねー


もうすぐ終点という頃
変なコピーが書いてあって
動物園の広告のようです。

なぜスカンクを登場させたのかな。
なぜお父さんがライオンじゃないのかな。
と考えているうちに到着。
これも宣伝効果?どこの動物園だっけ?

そんなことより松山城だったね。
忘れてた。
リフトで登ったのに
まだ坂が続いてて
ここまでリフトで来たかったとぐったりしながら登る。
日が照ると本当に暑い日。
 

やっとお城だと思ったけど
向こうに小さいお城?

修復の後か
下の部分にはつぎはぎの跡

 やっと登ったら遠くにお城が見えてきた。
お城を攻めた人たち大変だったろうなー


木陰で景色を見て休憩
でも霞んでいて蒸し暑さ倍増。

お城を取り巻く壁にたくさんの穴が
長方形は弓狭間


ではでは



ここが本当は玄関


実際は倉庫だった場所から


重厚な鉄の扉、サビ
たまりませんね。


チョウゲンボウ? 
なんだかラッキー


これは真下に向いた穴
ここから石などを落として攻撃したようです。




もっと上に登ろう








 大天守最上階
少し涼しくて皆さんもマッタリしていました。


きれいな木目




天守修復中に見つかった
いたずらがき
江戸時代の大工さんのしわざらしい。
かっこいい。







明治の頃、松山城は
松山城藩主の子孫の持ち物でしたが
大正12年に松山市に寄贈されたそうです。

その寄贈したのが久松定謨
この洋館「萬翠荘」を別邸として建てた人です。
つながった。



ラッキーなのか?
ちょうど結婚式の撮影のため
ここを利用している方と遭遇。


この見事な窓の前でも撮影していました。


あちらこちらにすてきな
ステンドグラス
材木も立派なものが使用されていました。


幸せを分けてもらった気分



(見えない屋根は模型で)
天然の石板のスレート葺きと銅板だそうです。


このシャンデリアは水晶で作られているんだって。


 他にもたくさんの贅を尽くした品物がありました。
世界が違うと言う言葉がぴったりです。



通気口も久松家の家紋。
はいはい。


立派な建物たちに圧倒されて
今度は道後温泉に向かう
お風呂が楽しみー

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