2013年6月8日土曜日

クマバチのさなぎ


先日、主人と桜の木の下のベンチでくつろいでいたのですが、
何か木から降ってきます。
木屑。
これは誰かがこの木を掘っているはず。
キラリ!と私の好奇心の目が輝いたのでした。

しばらく眺めていると、また。

ありました。
円い穴が。

枯れている枝で、
大きさは直径1.5cmくらいでしょうか。
そこから木屑が降ってきます。

これは、以前うちの家で見た
クマンバチの巣のようでした。

ふと、ベンチの横を見ると、
何か落ちています。



これってクマバチの蛹。




2.5mmくらいだったでしょうか。

勝手な想像ですが、
穴が2個あったので、一個は以前誰かが作った巣穴。
その脇に作っていた新しい穴と、貫通してしまい、
作業中のハチには邪魔なものがでて来た
ので捨ててしまったのでしょうか。

そう思って家で調べたら、
オオフタオビドロバチが
穴を利用するために
蛹などの
中のものをすべて出してしまった。
というブログがありました。

他にも調べましたが、
日本の中部以南にいる
ヒラズゲンセイという
大きな赤いハンミョウの仲間は
クマバチの作業中にもかかわらず、
勝手に巣の中に入り、
卵を産むそうです。

クマバチの巣は
他の虫にとっても完璧な巣穴なのでしょうね。 




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