2015年10月31日土曜日

目黒でムシ友に会う

久しぶりの都会
2年前に知り合った虫友と
久しぶりに虫探し

メールではちょくちょくお話ししてるので
すっかり普通に会えると思ったけど
考えてみたら
顔を忘れていた。
2人で無事に会えるか心配しつつも
どうにか会うことができました。

今日は目黒の
国立科学博物館付属自然教育園

路傍植物園って....
近所の里山では
見つけてもすぐに盗掘される植物が
ウヨウヨ生えている景色に興奮


Tさんはすでにもう虫目になっていて
さっそく小さいものを発見。
ナミテントウかな?


草だけでなく
木々もいろいろな種類がありました。
ドングリや他の木の実もゴロゴロ


見たことない木の実も落ちていたりして
私にとって不思議の国


そんな中
これは?
というものを見つけた。
2人でまた興奮して
こっそりイモムシハンドブックを開いて
シジミチョウの卵に似てる!
なんて興奮して写真を撮って

でも
大きすぎない?
そうだよねー
と言いつつ
よくわからない2人は
夢と期待を膨らませながら
その写真をしっかり家まで持ち帰るのでした。


すれ違ったおばさんに
イモムシハンドブックを見られて
「じゃあ、いい情報を教えてあげる」
と言って地図で場所まで教えてもらった。
その方はこれから新宿御苑にも行くそうです。

直径3mmくらいの大きさ

数日後
クヌギハケツボタマフシというものだとわかり
ガックリ
クヌギタケツボタマバチの虫コブ
虫は虫ですけど。

たぶんこれも虫コブ


もう11月
でもイモムシたちは元気でした
ウリキンウワバの幼虫


2人は小さいものでも
いちいち止って見てしまうので
まったく進まない
自分たちでも呆れるほどおかしいのだけど
こうやってゆっくり虫探しして歩ける2人
すごくうれしい

変なものでも
カワイイと思える
例えばこれもかわいい
2人で意見が一致した

トホシテントウの幼虫でしょうか?
このまま越冬するそうです。

ホシハラビロヘリカメムシ

私とTさんの違うところは
Tさんは何でも触れるってこと
私は躊躇しているものも
子犬をなでるようになでている

うーむ
これは見習わなければ
例えばこのクモも
なにげなく大きなお尻をなでる
クモもなぜか逃げもしないでなでられている
私も挑戦したら
なでる前に逃げられた

お腹の黄色い模様が
とても目立っていて
一瞬ミッキーのズボンを思い出した
似てないかなぁ
ジョロウグモのメス

この模様は虫のしわざのようで
裏から見ると葉の中に黒っぽい虫が住んでいる
たくさんの葉っぱがこの柄になっていた
たくさんの虫の住居のようだ

タケスゴモリハダニの住居


イチジクキンウワバとシロヒトリの幼虫?

 

カラスザンショウの葉にも
まだ幼虫が。
モンキアゲハの幼虫


植物にも気になるものがチラホラ


グミの花


何個か池があって
もう少し早い時期にはいい眺めだと思う
今の時期はひんやりした空気が漂っていた


ホシホウジャクだと思うんだけど
見せつけるように
長い時間目の前で蜜を吸ってくれました。


アケビにはに付いていた小さい幼虫
これはたぶんアケビコノハの幼虫


そばには大きなサナギもありました。
終令幼虫や成虫に合える時期に
また見に来たいなー


薄暗い葉影に
キラキラしたものがたくさん
よく見るとハエだった
越冬するのかな?
この時期にあちこちで見られるらしい

キモグリバエという種類のハエだそう


樹齢300年の松だそうで
本当に立派
おろちの松とよばれている

暗い森から高い木々の森に入ると
幼虫を見つける

お祈りをするこの仕草
何とも言えない

シモフリスズメというガの幼虫


色違いのようで本当にきれいな模様につくづく感心する

 



クビあたりに刺し傷がある
寄生されているのかもしれない


フクラスズメという名前のガの幼虫

 

入口近くで
「いい情報」をいただいた場所に来ました。
この芋虫。

???
でも形はキアゲハ


寒くなってからの幼虫は黒い個体もいるそうです。
熱吸収ですかね。

まだまだ見たりない感が残りますが
今度はもっといい季節に来ます!


時間が少しあったので
せっかく目黒に来たので
寄生虫博物館ももちろん見に行きました。

楽しかったー
とにかく虫友はいいねー




また虫の多い時期に
ぜひ虫旅しましょう。

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